ご挨拶でも述べたとおり、医療現場で法律上許されるのか悩むような事態がある場合に、迅速に、的確に、しかも医療機関に経済的な大きな負担なく回答が得られる機会を提供いたします。サービス内容をお話しする前に、なぜこのような顧問サービスを行おうと思ったのかについてお話しさせていただきます。

私が所属する北浜法律事務所・外国法共同事業は弁護士が70人以上も所属する事務所であり、そのサービス提供相手も医療関係が中心ではなく、大中小の企業、公的機関などが中心です。そこでの主たる業務の一つは、顧問業務であり、その会社がトラブルに巻き込まれたときに対するアドバイスするだけでなく、そもそもトラブルに巻き込まれないように、トラブルが起きないように、アドバイスを行ったり、書類をチェックしたり、作成したりと手厚い対応を行っています。

ところが、医療機関についてはどうでしょうか？きちんとそのようなサービスが提供されているでしょうか？少なくとも、私が知っている範囲では、当事務所で行っている顧問サービスのようなものは提供されていませんでした。それは病院内に法律的問題がないからでしょうか？そんなことはありません。トラブルはたくさんありますし、トラブルでなくても法律的にどうなの？というものもたくさんあります。しかし、これに対してきちんと回答をもらうことができないため、経験や感覚で物事を処理せざるを得ない状況になっています。その結果、現場の担当者、多くは医療安全管理者が疲弊してしまっています。

そこで、医療機関にもきちんとした法務サービスを提供できないか考え、今回のサービスを開始した次第です。

1. メールでのご質問に対して、メールで回答いたします
2. 回数に制限はありません
3. 追加費用は不要です

「何度質問しても費用は同じ？」「単純に顧問料が高いのではないの？」という質問をよくお聞きします。その点について、今まで追加費用が必要になったのは、具体的案件に対して弁護士名を出して文書を送付する場合のようなものに限られますし、顧問料は表を見てもらったらわかるとおり、おそらくは近くの弁護士さんに頼むよりも相当低い金額になっているはずです。

また、この金額を見て、「本当に先生はやっていけるの？」というご質問もお受けします。これに対しても、明確に問題ないことをお答えできます。なぜなら、私の現在のタイムチャージが30,000円+税/hrです。開業医の方であれば、基本的にタイムチャージで20分に相当する金額となります。それでは、そのような時間を1年間を通じてそのクリニックにかけるかと言われれば、いまだかかった事例はありません。一時期時間を使うことがあったとしても、1年を通じて頻繁に問題が発生するケースはほとんどなく、問題なくやっていくことができます。

この価格は、基本的にメールのみでの対応の場合です。電話での対応や直接の面談などを追加料金なしで行う場合は価格が異なりますので、お問い合わせください。

なお、サービスの性質上、一度にたくさんの新規のサービス提供開始はできません。新規でご依頼いただいた場合でも、1～3か月ほどお待ちいただく場合もありますので、ご了承お願いします。